来るべきときがきた。
訪問診療の病院と訪問看護センターは決まっていたが、本日、入院している病院
から現状の説明と退院後のサポートチームの引き継ぎの話が終わり、その後、
帰宅後の生活についての説明と、サポート体制についての説明があった。
訪問診療のために主治医の訪問スケージュール、訪問看護師のスケジュールは
退院してきた日の当日に主治医の訪問診察があり、そこで決めるということに
なるようだ。
必要な機械、器具、薬などは訪問看護師が持ってきてくれたり、薬局からの配送
されるということで、入手に苦労しそうな器具が一部ありそうと思っていたが、
その器具についても訪問看護師が持ってきてくれるということになり解決。
必要な『モノ』の面からの不安はクリア。
全く、食事ができないので栄養は専ら点滴からで、水分補給が必要という観点
から24時間常時点滴と決まった。
点滴バックの交換、入浴時に一時点滴をはずすルーチン、鼻から入れている管
からの老廃物を体外へ排出する手順などを訪問看護師と確認すればOK。
ということで外的な懸念は解決した。
退院後のサポートをしてくれる部署の看護師の人にはきめ細やかに配慮して
いただき、本当にありがたかった。
患者と病院の病棟や医師と外部の機関との間に入っての調整はこれまでの経験
と実績からある程度のパターンはあるにせよ、患者と病気が違えばということ
もあるのでなかなか大変だったと思う。
これで、母の新しい「サポートチーム」が結成された。
とりあえず、母はまだ家で過ごせる体力も気力もあるようなので、家族
としては前向きにやれそうなことをサポートしていくしかない。