在宅ケア16日目

本日は特に予定のない日。

GW期間ではあるが一応平日。

私自身は平日の16時までしか対応してもらえない用事があり、今日は絶対行くぞ

と思い、母には急に予定を入れないでくれと昨日からお願いしていた。

 

母が起床したところで、風呂・シャワーを日中に入りたいか確認したところ

入らないという返事があったので私の用事は予定通り行けそうである。

 

本日も、定例ルーチンの

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業は

15ml抜けた。茶色でサラサラしている感じ。

自然に抜けてきたものを貯めておくバックは昨日と変わらずごく少量。

ただ、注射器で抜いた後にチューブ内に溜まりだした。

 

その後、着替えはするということなので、点滴を一旦止めるなどチューブ類を

一時的に外したりして身軽な状態にした。

ただ、点滴をなんの処置もせずに一時的に止めていいのは30分以内と言われて

いるので、万全を期すなら15分以内でと考え、なうべく急いで着替えるように

母には伝えた。

10分くらいで着替えてくれたので、点滴再開、チューブ類を元に戻して終了。

 

昼過ぎに点滴バックの交換 特に問題なし。

 

今日は特に予定はないのでゆっくりしていて問題ない日ではあるが、やはり

朝起きてから5時間が経過するとやはりお疲れモード。

ベットで横になるということになった。

 

これで、私は自分の所用のために外出できることとなった。

帰宅すると母は起きていた。

 

今日は特に何もなかったのが疲れたということで20時前だったが寝ることに

なった。

 

寝る前に

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業は

70ml抜けた。茶色でサラサラしている感じ。

自然に抜けてきたものを貯めておくバックが50ml程度溜まっていたが、

注射器で抜く作業の際にチューブ内に溜まっていたものがバックに追加され

100mlくらいになったので抜いて捨てることにした。

 

ちょっと呼吸が苦しいということだったので、酸素吸入をしながら寝ること

となった。

 

明日は週に一度の主治医が訪問してくれる日。

日々、体力が低下して弱ってきているのは明らか、今後どのような在宅ケア

となるのかを考える必要があるのかもしれない。

まずは、主治医に母自身がどうしたいのかを自分で伝えるのが大事だと思う。

 

家族としてはよかれと思ってやっても、話をしても『ストレス』と一言で

片付けられてしまう現実には必要最低限のことを着実にこなすしかない。

 

母としては何も言わなくても察してくれ、手を貸してくれと思っているの

かもしれないが、「手を貸してくれ」と言われない限り手を貸す気はない。

 

「言わなくてもわかるでしょ」は何度もそのようなシチュエーションを

繰り返してきて、阿吽の呼吸と信頼関係があるからできること。

できることは自分でしないと思う。しんどくてもそれが生きているということ

だと思うから。

 

私としてはこれまでどうしたら、喜んでくれるかな、ちょっとは楽になるかな

と思ってやってきたことのうち2割?くらいしか母を喜ばすことはできていない

と思う。

 

2割という数字が低いとか高いというつもりはない。

結果がすべてということから言えばもちろんだめなわけで、私の能力が低い

からということで間違いない。

 

ただ、親子でも所詮は他人なのであって、ドンピシャっとはまることは

そんなに多くはないのが普通なはず。

 

それでも親子だからこそ、次はうまくいくかなといろいろ考えて、

しようとする。