在宅ケア22日目

本日は祝日ですが訪問看護師さんが来る日。

祝日対応で基本、体調チェックが中心のはず。

 

看護師さんが来るのは13時すぎの予定。

母は起きてはいるが、ベッドから起き出すのは億劫らしい。

11時過ぎまではベッドで横になっていることになった。

 

母に洗髪したいと言われたのだが、シャワー、入浴は体力的にきついらしい。

そこで思いついたのが、ドライシャンプー(水なしでできるやつ)

確か、ムース的な感じで頭につけた後にタオルとかで拭き取るだったような。。

調べてみたら、現在は除菌シートのようなものもあるようで、拭き取ればOK。

これなら一人でも簡単にできるということで、早速ドラックストアへ。

 

ついでに

母からはついでにいちごが食べたいとも言われたのでドラックストアと

スーパーへ

 

帰宅して、起きてきた母にドライシャンプー(シート)を使ってみると

すっきりしたとのこと。これは使える。

災害時に水道が使えない時にも有効だ。

 

本日も、定例ルーチンの

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業は

5ml抜けた。茶色でサラサラしている感じ。

自然に抜けてきたものを貯めておくバックは250mlくらい溜まっていた。

気のせいかバックに空気が入っていてぱんぱんになっている感じ?

 

点滴バックの交換 特に問題なし。

 

13時にいつもの訪問看護師さんがいらした。

いつもの、体温計、オキシメーター、聴診器など、母の体調確認。

特に問題はなし。

点滴の針をさしている部分の消毒やテープの交換をしてくれた。

 

鼻から入れているチューブを固定しているテープの交換をしてくれた。

鼻の穴のところで。チューブが触れていてこすれて赤くなってきているのを

見つけて、当たらないようにしてくれた。

きめ細かく配慮していただいた。ありがたいことだ。

 

看護師さんも鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で

手動で抜く作業を行ったがほぼ抜けなかった。

今朝バッグに溜まっていたものを捨てたが、その後はほとんど溜まっていない。

 

貼る痛み止めを2日位貼っていなかったので

だけでいいのでとても簡単に使える薬である反面、薬の効果が背中に貼ることに

なった。

 

今日も寝る前に痛み止めの座薬をすることにした。

これまで2種類使ったが効いていると思われる座薬を使うことになった。

 

看護師さんがお帰りになると、母はやはりお疲れモード。

ベッドに横になることになった。

 

明日の入院のためのタクシーを予約。

背の高いハッチバックの車だと乗り降りしやすいので、一応リクエスト。

確約はできないが、できるだけ希望にそうようにはします。とのこと。

言ってはみるものだ。

もし、背の高いタクシーが来てくれればラッキーだ。

 

今日は夕方くらいには起きて、起きたら明日の入院準備することを伝えた。

私は買い物のために外出。

 

帰宅すると、母の近所の友人がこれから家に来てくれるという電話が来たという

ことだった。

起きるかどうか確認するとベッドからは起きて友人と話をするということになった。

明日から入院すると話をしたので、お見舞いに来てくれたのであろう。

ありがたいことだ。

 

一旦、ベッドで横になるか聞いたところ、そのまま起きているということなので

少し、休憩後に入院準備(荷物をスーツケースにつめる)を始めた。

ほぼ準備できたつもりだったが、

以前、入院する際にいただいた病院のパンフレットを見ると

すっかり忘れていたものが。。。 イヤホン、はし、スプーン、フォーク。。

現在、腸閉塞の影響で食事=点滴の母にはイヤホン以外は不要かも。。。。

 

荷物の準備が終わり

20時半に、就寝することになり、予定通り痛み止めの座薬を使用。

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業は

4ml抜けた。茶色でサラサラしている感じ。

自然に抜けてきたものを貯めておくバックは微量

 

酸素吸入をして就寝。

 

23時過ぎに

尿もれパットの交換をする。

腹痛はないらしい、座薬が効いているようだ。

 

24時過ぎに

トイレには行きたいが、億劫で行きたくない。尿瓶を使ってみるということに

なり、尿瓶を使ってみる。尿の量は少量。

 

おそらく、今日が自宅で過ごす最後の夜。

母から「看病してくれて、ありがとう。私ひとりに看病させてすまなかった。」

と言われた。

同居している家族は私だけなのだから当たり前である。

 

母の本当のところはわからないが、

今回の入院は病院で最期を迎えたいという母の希望で決まったものである。

もしかすると、家族、私に迷惑をかけたくないという気持ちも少なからず

あったのかもしれない。

私としては母が気持ちよく穏やかに過ごせることが一番だと思う。

 

正直に言えば、

どうしたら少しでも気持ちよく過ごせるかと毎日考え続けた3週間だった。

日に日に、体調が悪くなっていき状況が変わることもあり、3日前だったら

母を満足させられたけど。。今日ではあかん。。

それが多すぎて苛立ってしまうことが多かった。

本当に申し訳なかったと思っている。

 

幸いなことに、これまでお世話になった病棟へ入院できるので、知っている

看護師さんも多いわけで、その点だけは母としては嬉しいはず。