在宅ケア終了→入院へ

もしかすると母が自宅で迎える最後の朝なのかもしれない。

 

本日はタクシーが10:30に来て病院へ向かう予定。

いつもの訪問看護師さんが9:30に来てくれて、体調チェックと着替えなどを

手伝ってくれる予定となっている。

最後の最後まで本当にありがたいことです。しっかり寄り添ってくれる。

 

昨夜、8時くらいには起きないという話をしていたが、7時半にはベッドから

起き出すこととなった。

 

本日も、定例ルーチンの

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業

5ml抜けた。茶色だが昨日よりサラサラしている感じ。

自然に抜けてきたものを貯めておくバックは就寝中に50ml程度溜まっていた。

バックは着替えなどの邪魔にもなるのではずして、中身は捨てることにした。

 

予定より10分程度早く、いつもの訪問看護師さんが到着。

いつもの、体温計、オキシメーター、聴診器など、母の体調確認。

今日は酸素飽和度は96なので、数値的には移動する際に酸素の吸引は不要。

とのこと。

母も大丈夫そうだということで移動中の酸素吸引(ボンベ)はなしとなった。

 

母の着替えの際にはタオルで身体を拭いてくれて、着替えも無事に終了。

タクシーが来る時間まで少々世間話をした。

 

そうこうしているとタクシーの時間となり、少々苦労はしたがタクシーに荷物と

母をのせて、病院へと向かった。

 

日に日に体力が落ちてきていたので、最後の最後に訪問看護師さんが来てくれた

のは本当に助かりました。

私一人だは正直、しんどかったので来ていただけてよかった。

 

タクシーは病院へと無事到着。

まずは母を病室まで連れて行き、その後に入院の手続きをすることになった。

病室について、着替えをすることになったので、その間に私は入院の手続きを

するために窓口に向かった。

手続きを済ませて病室へ戻ってくるとさすがに母は疲れたようではあるが、

入院できたことに安堵した様子。

持ってきた荷物をスーツケースから出して、ロッカーに収納。

特にすぐ必要な忘れ物はなかったので次に来る時に持ってくるものをメモして

私は病院から帰ることになった。

 

病棟の看護師さん、またよろしくお願いします。

母が自分で「最期はここで」と決めたのでいろいろご迷惑をかけるかもしれ

ませんがよろしくお願いします。

 

家に帰宅して一人なんだなと思うと、ふと寂しくなった。

いつになるのかはわからないが最期の瞬間は刻々と近づいてくる。

できる準備はちゃんとしていこうと思う。