退院に向けての準備はすすむ

今日は、在宅での緩和ケアをサポートの体制について、調整してくれている

看護師さんから現状と今後についてお話があった。

①訪問診療してくれる病院の決定

訪問看護してくれう訪問看護センターの決定(今までお世話になっていたところ)

てっきり、訪問診療してくれる病院だけが担当するのかと思っていたら、

現状は診療と看護は別チームで連携して行うのが一般的ということらしい。

訪問看護の方は月2回程度ではあったが、来ていただいていたので母も私も

気心知っているだけに非常にありがたい話である。

来週、訪問診療していただくにあたって契約するのと、在宅ケアの方針などの

カンファレンスが開かれることになった。

 

これで、退院して在宅ケアへの流れは大筋で決まったようだ。

 

あとは母がいつ退院できるかである。

腸閉塞のために鼻から管を入れて老廃物を強制的に機械で吸い出していたのを

やめて、在宅でも可能な注射器で吸い出す方法を試しており、これが問題ない

形で家でも実施可能となれば退院ということになるようだ。

 

その後に、この注射器で吸い出す方法について病棟の担当の看護師さんから

説明があった。

この注射器で吸い出すことを母が自分でやって、今日は私は見ていただけ

だったが、そう難しいものではなく私でも十分できそうだった。

 

あとは、この作業を1日、何回行うのか、就寝中はどうなのかなどを

入院中に確認して在宅で可能かを確認していくようだ。

 

問題ないのと、母が大丈夫と思えれば退院となるのだろう。

 

いろいろと話をしていたら、思わぬことがわかった。

 

退院して在宅ケアとなれば、病院には2度と来ないと思っていた。

万が一病院に入院があるとすれば最期を迎えるためと。

 

それが、

在宅ではできないことは病院の外来に来ることになるということ。

母は現在、鼻から管入れており、この管も当然、半永久的ではない。

頻度は?だが定期的な交換の作業が必須でその作業は病院で行うことになる。

つまり、定期的に外来に来ることになるのだ。

 

これまでも、外来で来たときに病棟に顔を出しに行っていた母にとっては

相当うれしいことだったに違いない。ニコニコしていた。

 

残された日々を少しでも楽しく過ごしていくモチベーションになるなら

こんなにうれしいことはない。