母から電話がきた。(1回目)
腸閉塞のために自力で排出できなくなった老廃物を鼻から管を入れて体外に
吸い出している機械の使用をやめて手動で行う方法に変えることになるらしい。
そのため、自分でしたり、家族がサポートして行うことになるので、その方法
を指導と練習をしたいので、いつ見舞いに来れるかの確認の電話だった。
私の見舞いに行く日時を決めて病棟の看護師に伝えて日時は決まった。
この機械は点滴台に取り付けられているので、ベッドから起きて移動する時に
は点滴台を押して移動というのが定番だった。
ただ、この機械は常時作動しているということもあり、かなり重いもの。
点滴台に取り付けられているので病院内の移動には全く問題ないものの、
機械を取り外した後の母の感想は
「身軽になって動きやすくなった。」というものだった。
これなら、家の外に出て、庭の植物を見ることはできるかもしれない。
また電話がきた(2回目)
今度は、訪問診療などの退院後の体制を調整してくれる看護師から打ち
合わせをしたいという話だった。
母は、私が行く日時を答えればよいと短絡的に考えたのだろう。
1回目の電話で決めた私の行く日時を伝えた。
なので打ち合わせの日時も即決となったようだ。
これって、まさにダブルブッキングである。
相変わらず、何も考えていないようだ。
すべて、自分(母)のためにいろいろとしてくれているのだから
ちょっとは考えようよ。
前もって話をすれば時間の調整はさほど難しいことではないのだから。
あまりに状況をわかっていないことに苛立ってしまった。
普通は、先約を優先となると思うのだが、
今から予定変更を容易にお願いできるのは明らかに病棟の看護師さん。
病棟の看護師さんに「時間の変更をお願いして」と母には伝えたが
ちゃんとするのだろうか。ちょっと不安。