在宅ケア 初のピンチ発生

前記していた、点滴をコントロールしている機器のトラブルは解決。

 

訪問看護師が患者を訪問した時には必ず実施する

体温、血圧、聴診器、指先にオキシメータで酸素飽和度確認。となった。

 

オキシメータの数値がよろしくない。

正常の値は98以上 

それが母の場合は低いと91、高くても95とあまりよろしくない。

計測する指や、姿勢を変えてもMAX95止まり。

主治医に連絡して、指示を仰ぐということになり、酸素吸入器を手配

ということになった。

 

とは言うもの

現状の母は多少呼吸が苦しいとは言っても、明らかに最期が近い人が酸素吸入

が必須なっているようなレベルでないのは明らか。

この対応、万一に備えてなのだろう。

次の主治医の先生の往診の際に今後の対応についての話があるのだろう。

 

駆けつけてくれたサブ的な看護師さん、

昨年1、2回、いつもの看護師さんと来ただけだったはず、

所用のため電話した際にも名前を名乗ると私の母の情報も共有していただて

いるようで話がスムーズにできた印象だった。

 

一連の対応が終わり、このサブ的な看護師さんから言われたのが

「何かあったら、遠慮せずに言ってください。黙っていられるよりも

連絡していただいたほうがうれしいです。それが、たとえ夜間、休日でも

駆けつけるのが私達の仕事です。」

「今回のように平日の日中だとすぐに対応することもできるし、SOSの最初が

今日でよかったです。次に何かあった時も躊躇しないで連絡してください。」

 

ほんと、ありがたいことです。

実際に訪問していただいた回数は少ないのに私の母のことはチームみんなで

みています。「いつもの看護師さんが来れないときでも安心して任せてくだ

さい。」ということなんだと思った瞬間でした。

 

本当にありがとうございます。

そして、よろしくお願いします。

 

看護師さんが帰った後に

1時間位で業者さんが来て、装置の設置と取り扱い方法の説明をしてくれた。

電源ON、酸素濃度を設定(指定は1L)チューブを延長する方法を説明され、

鼻からチューブを入れて終了。いたって簡単。

空気を取り入れて、酸素を生成する機械なので電源あれば半永久的に使用可。

逆に、停電時は使用できないので、停電に備えてということで酸素ボンベも

置いていかれた。

 

これが、在宅ケアのリアルなんだという一日だった。

あせらず、騒がず、パニックにならずに、自分で対応できないとなれば、

すぐに連絡する。これしかない。