オリジナルスマイル

最近、外出するときは自分の好きな曲を全部で30曲くらいを聞いている

時代も、アーティストもさまざまである。

 

その中で、何曲かは自分から自分への応援ソング。(^_^;)

今日歩いている最中に、SMAPのオリジナルスマイルが流れてきた。

今の自分の心境に妙にぐさっときた。

 

この曲は1994年発売ということだが、

私がこの曲に出会ったのは2004年くらいだったと思う。

ちょっと遠方の友人に会うことになり、高速バス車中でSMAP

ベストアルバムをMP3プレイヤーに入れていたのを聞いた時だったと

思う。

なぜ、ここまで明確に覚えていたかというと、この時会いに行った

友人に「この曲めちゃくちゃいい曲だから聴いてみて」と言ったことを

なぜか鮮明に覚えていたから。。

 

私が一番ささったフレーズは

 

『マイナスの事柄(こと)ばかり 考えていると

いいことない 顔つき暗いぜ』

 

まさにそうだよねと思う。

苦しい時こそ笑っているのが大事なんだ。

 

世の中的にこの曲が脚光を浴びたのは

2011年の大震災の復興応援のTVなどで歌われたからだと思う。

どん底のときだからこそ、「笑う」「笑いとばす」。

 

時代が変わっても変わらない名曲だと思う。

在宅ケア8日目

今日は、午後に訪問看護師さんの来る予定。

母はもう少しゆっくり横になっているということで朝は起きて来なかった。

とは言っても昨夜風呂に入れなかったので、11時に過ぎに布団から出てきた。

 

本日も、定例ルーチンの

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業

47ml抜けた。自然に抜けてきたものを貯めておくバックは昨日と変わ

らず50ml程度か。

 

その後、母は風呂に入ったのだが、のぼせてしまったということで

少々休憩。本に曰く、少々湯に浸かりすぎた。どのこと。

自力で、風呂から上がり、着替えもできていたので問題はなし。

ただ、明らかに体力は落ちてきているので今後は注意が必要となる可能性

はありそうだ。

 

点滴バックの交換は風呂などで一時中断したことなどもあり、予定して

いた時間より遅くなったが、無事に交換。

 

点滴バックが完全になくなってからの交換はNGだが、交換時残量ついて

は特に気にせず、交換だけは確実に実施してほしいということだった。

 

入院中も週に1度は測っていた体重。

訪問看護師さんが来る前にと思い測定。

結果にちょっと衝撃。1週間で2キロくらい減ってる。。。。

2ヶ月半の入院でも3キロくらいだったのに。。。

 

本日の訪問看護の担当はいつもの看護師さん。

てきぱきと、いつもの

オキシメーター、体温、血圧、脈拍、聴診器とすすむ。

先週いろいろあった、酸素飽和度は98と全く問題なし。他も問題なし。

体重を伝えると、看護師さんも「ずいぶん減っちゃいましたね」と。

確実に、水曜日の主治医の訪問診療の際の話になるであろう。

 

看護師さんが鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で

手動で抜く作業を実施。30ml抜けた。

自然に抜けてきたものを貯めておくバックからも溜まっていた量を確認後

捨てることとなった。

 

いつもの看護師さんに確認したら

薬等は医師の処方箋に基づいて用意されるので

水曜の主治医の診察で処方箋が書いて調剤薬局へ薬の準備を依頼、

家まで配達してくれる流れのようだ。

逆算するお木曜の午前中までには届けて頂く必要がありそうだ。

 

本日の看護師さんの訪問は無事に終了。

いつも優しく、寄り添ってくれてありがとうございます。

 

少しゆっくりした後、母は疲れたということでベッドに向かう。

 

その後、20時過ぎに起きてきたので

本日2回目の

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業

7ml程度。思ったよりは少なかった。

 

自然に抜けてきたものを貯めておくバックの方にはまだほとんど溜まって

いない。

 

今日の私の担当作業は終了。

 

母はTVを見ていて、眠たくなってきたら寝るのだろう。

母にとって、病院の消灯21時を過ぎてもTVを見られることは自宅で

過ごすことの最大かつ唯一に近いいいことなのかもしれない。

在宅ケア7日目

今日も特に予定はない。

決められたルーチンをこなすだけ。

母は昨夜も夜中に何回もトイレに起きるようなこともなく寝れてたようだ。

 

まずは

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜く作業

30ml抜けた。自然に抜けてきたものを貯めておくバックは昨日と変わらず

50ml程度か。

 

午前中は見たいTVがあったので、見ていてお昼すぎまで起きていた。

昼過ぎに、予定通り新しい点滴バックへの交換。

 

疲れたとうことで、ベッドでごろり、夜18時過ぎに起きてきた。

そのままTVを見てゆっくりしていた。

今日は入浴はしないとうことで、

本日2回目の鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動

で抜く作業。70mlと結構抜けた。

その後、しばらくゆっくりした後に就寝。

 

体力的には明らかにしんどくなってきているようだ。

息苦しさということはないようである。

ただ、長い時間、ソファに座っている(同じ姿勢でいる)のはしんどいようだ。

 

退院してから1週間が過ぎた。

「もう」なのか「まだ」なのかなんとも言えないが

ちょっとしたピンチもあったが無事に過ごせて良かったと思う。

 

母をサポートしてくれる「チーム『私の母』」の皆さん今週もよろしく

お願いします。

在宅ケア6日目

退院してからの初の週末。

想定される毎日のルーチンについてはしっかり確認済み。

普通にすれば問題なくできるはず。

 

夜中の咳、嘔吐についてはやはり続いている感じ。

それでも、朝までぐっすり寝れてはいたようだ。

 

起きてソファに腰掛けてから、たん、つばというよりは消化液を含んだもの

をかなりの量吐いた。

鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動で抜いたが

65mlと前日までとは違って結構な量を抜き出すこととなった。

 

昨夜、風呂に入らなかったということで入浴。

点滴の管などを一時的に外す作業も問題なし。

着替え、入浴などは一人でできるので問題なし。

再度、点滴をつなぎ直して、入浴の作業は無事終了。

 

昼過ぎ、新しい点滴バックへの交換も予定通り終了。

 

疲れたとうことで、夕方からベッドでごろり、夜10時過ぎに起きてきて

本日2回目の鼻から入れている腸まで達しているチューブから注射器で手動

で抜く作業。

午前中、結構抜いたので抜けないと思いきや45ml。

思ったより溜まっていたのでびっくり。

 

明日もこんな感じでいければ問題なし。

本当は体重を測った方がいいのではあるが、測ってない。

いくら減っているのかと考えると。。。

最期へのカウントダウンのように思えて、実はちょっと怖い感じである。

在宅ケア5日目

今日はサブ的看護師さんと初めての看護師さんが2人でいらした。

まずは、オキシメーターで酸素飽和度の確認。

91と低い値が出たが、その後95くらいはあるということで問題なし。

 

家族として気になるのは、少々咳が多いこと。嘔吐の回数も少なくはないこと。

ただ、夜中に何度も嘔吐したり、トイレに行く回数が多いわけではなく朝まで

ぐっすりと寝れてはいるようだ。

母としては鼻から入れているチューブが喉で当たっている箇所があり少々

痛みがあり気になっているようだ。

 

退院してから初の週末を迎えるのだが、

家族と本人でやらなくてはいけないことができそうな目処はたっているので

なんとかなりそうである。

これもひとえに、訪問看護師さんがわかりやすく、丁寧に説明していただけた

からで、ありがたい限りである。

 

訪問看護師さんの方からは

なにか心配な点、気になる点があれば遠慮せずに休日・夜間対応電話にかけて

ください。ということだった。

 

本日の訪問看護が終了となり、別れ際に

サブ的な訪問看護師さんから

「私がちゃんと寝ているか、疲れていないか」と声をかけていただいた。

「なんとかなってます。大丈夫です。」と答えたが

 

正直に言えば、

少なくとも母が在宅になってからは、ぐっすり眠ったという感覚はない。

疲れているという感覚はないが、間違いなく肉体的には疲れているだろう。

気分転換をうまくしてがんばろうと思う。なんとかなるだろう。

 

患者はともかくとして、家族のことまで気遣っていただけるなんて。。。

本当にありがとうございます。

とてもうれしかったです。疲れが少し吹っ飛びました。(笑)

 

 

在宅ケア4日目

昨日はいろいろあった1日だあった。

とりあえず、無事に朝を迎えられてよかった。

 

オキシメーターの酸素飽和度は低いために酸素吸入の機械が運び込まれたが

母にとっては鼻から酸素が入ってきている実感もないようで、特に状況は

変わってないようである。

「変わってない」のはもちろん悪い状態が変わらないのではなく現状維持

という意味である。

 

昨日の夕方にいつもの訪問看護師さんから

心配なので明日行きますと言う連絡があり、来ていただいた。

 

まずはオキシメータでの確認ということで、指先に装着。

指を変え、手を変えと何回か確認したが95〜97で特に心配なしとなった。

とりあえず、一安心である。

ベッドで横になっている間は鼻から酸素のチューブを入れるということに

なった。

 

母の入院中から在宅になっての変化は

飲み物を飲んだからというわけでもなく、昼夜問わず、嘔吐の回数が多い。

 

鼻からチューブを入れて溜まった老廃物を体外に出そうとしているのだが、

吸引の機械を使ってもあまり排出されない。

就寝時に使用していた機械を使用せずに注射器で手動で吸引しても、

2日目にはそこそこの量を取り出せたが、

3,4日目ともにほとんど出てこない。

少なくともチューブの先端部分には老廃物は溜まっていないのであろう。

 

とりあえず、夜間でもトイレには自力で行けて、昼間はソファーに座って

TVを見ていることもできてはいる。

ただ、嘔吐のために夜眠れないということもあるのか、「疲れた」という

ことで夕方には2,3時間くらいベッドで横になっている。

 

在宅ケアでの家族のできる役割とされている、

1日1回の点滴バッグの交換

着替えなどのために点滴チューブを一時的に切り離したり、再度接続したり

の作業。

入浴時をするために点滴の一時中断のためにチューブを切り離す作業

入浴後の点滴再開の作業

 

これら一連の作業については

訪問看護師さんが来ていただいている時に、実際にやってみて、確認して

いただいて問題なし。

これで初めての土日もなんとかなりそうだ。

 

明日、金曜に訪問看護師さんが来てくれる予定なので、他に気になる点が

ないか確認すればOK。

結果、今週は毎日来ていただいて、順次確認していたので大丈夫そう。

 

可能性として一番起こりそうな

「点滴の機械のアラート」でSOSしてしまったし(^_^;)

それでも、原因は想像がつくもので、これはしてはいけないということ

がわかったので結果OKと考えてよさそう。

 

来週は、主治医の訪問診察の予定があるので、今後の方針などを決めて

いくことになるのかなと思う。

 

在宅ケア 初のピンチ発生

前記していた、点滴をコントロールしている機器のトラブルは解決。

 

訪問看護師が患者を訪問した時には必ず実施する

体温、血圧、聴診器、指先にオキシメータで酸素飽和度確認。となった。

 

オキシメータの数値がよろしくない。

正常の値は98以上 

それが母の場合は低いと91、高くても95とあまりよろしくない。

計測する指や、姿勢を変えてもMAX95止まり。

主治医に連絡して、指示を仰ぐということになり、酸素吸入器を手配

ということになった。

 

とは言うもの

現状の母は多少呼吸が苦しいとは言っても、明らかに最期が近い人が酸素吸入

が必須なっているようなレベルでないのは明らか。

この対応、万一に備えてなのだろう。

次の主治医の先生の往診の際に今後の対応についての話があるのだろう。

 

駆けつけてくれたサブ的な看護師さん、

昨年1、2回、いつもの看護師さんと来ただけだったはず、

所用のため電話した際にも名前を名乗ると私の母の情報も共有していただて

いるようで話がスムーズにできた印象だった。

 

一連の対応が終わり、このサブ的な看護師さんから言われたのが

「何かあったら、遠慮せずに言ってください。黙っていられるよりも

連絡していただいたほうがうれしいです。それが、たとえ夜間、休日でも

駆けつけるのが私達の仕事です。」

「今回のように平日の日中だとすぐに対応することもできるし、SOSの最初が

今日でよかったです。次に何かあった時も躊躇しないで連絡してください。」

 

ほんと、ありがたいことです。

実際に訪問していただいた回数は少ないのに私の母のことはチームみんなで

みています。「いつもの看護師さんが来れないときでも安心して任せてくだ

さい。」ということなんだと思った瞬間でした。

 

本当にありがとうございます。

そして、よろしくお願いします。

 

看護師さんが帰った後に

1時間位で業者さんが来て、装置の設置と取り扱い方法の説明をしてくれた。

電源ON、酸素濃度を設定(指定は1L)チューブを延長する方法を説明され、

鼻からチューブを入れて終了。いたって簡単。

空気を取り入れて、酸素を生成する機械なので電源あれば半永久的に使用可。

逆に、停電時は使用できないので、停電に備えてということで酸素ボンベも

置いていかれた。

 

これが、在宅ケアのリアルなんだという一日だった。

あせらず、騒がず、パニックにならずに、自分で対応できないとなれば、

すぐに連絡する。これしかない。