担当医との別れ

母が入院している病院は大きな病院で主治医の先生の他に若い担当医も

一緒に診てくれる体制であった。

治療方針などのことは重要なことについては主治医を中心に協議の上で

決めるにしても、日々の体調確認、診療などは担当医の先生が担当。

入院中だけでなく、外来に行ったときも担当医が担当。

当然、より身近に感じるのは担当医の先生。

 

これは大病院ではあるあるなことなのかもしれないが、

研修医と言われる医師免許を取得して間もない修行中の医師。

その他に、ポスドク(博士研究員)と言われる医師。

 

ポスドクとは

大学の研究室に属している研究者ではあるが研究室に有給での

ポジションの空きがないために外部で期限付きで働く研究員

 

母の担当医はポスドクの先生。

医師であるだけでなく、博士号を取得している研究者としての一面もある。

頭脳明晰であるのは当然、でも全く偉ぶらず、丁寧にわかりやすく

説明してくれて信頼のできる先生。

ただ、もしかして少し緊張しい、人見知りのところがあるのかもしれない。

 

担当の先生から説明があるということで、母より病院への呼び出しの連絡。

その時に、初めて担当の先生が他の病院に移動することを聞いた。

 

ポスドクの医師が3月の年度末で契約終了となり他の施設に移動になるのは

大病院では普通のことなのだろう。

 

しかし、患者やその家族にとっては、これまで支えてきてくれた先生との

別れというのは辛いものがある。

また、説明は予想通りの「積極的な治療から緩和ケアへの移行」の話。

最終的には主治医からの説明があるとのこと。

別れが辛い気持ちは余計に感じてしまったのは否定しようがない。

 

その後に前記した主治医からの3/31の説明となる。